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如意輪山

念輪寺ブログ

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最近とみに涙もろくなってきました。
わたしは幸せですが、悲しいことが多いからです。

仏さま、ブッダ釈尊は「人生は苦である」と見抜きました。
流行りのポジティブ・シンキングとは真逆であります。

現実をありのままに観察すれば「苦」である事実に直面します。
現実から眼を背けていては、見えるものも見えないのです。

昨今も小中高生が年間500人以上も自死したというニュースが流れ、
未だ世界では愚かな戦争を行っているといった現実の数々。

今日、お金がないから何も食べられないという子どもたち。
たった一人の肉親の介護のため青春を捧げている若者。

身近なひとを亡くし、最愛のひとを失った方々に、
前向きに、ポジティブにと話しかけられるでしょうか?

それはむしろ残酷で、ともに涙することしかできない。
ただただ聴いて差し上げる以外ないのです。

だから悲しい。
そうした「思い」でこの本を書きました。

この世界で、この日本で、私たちにはできることがある。
それは志ある人々と共に「思いを重ねる」ことであります。

重ねるという意味は、それが重要であり重大だからです。
放っておけばよいことではありません。

願いは一つです。
利益衆生(りやくしゅじょう)。人びとに、生きる力を伝えたい。

舎利礼文という経文に「以仏神力、利益衆生」の言葉が見えます。
仏神力(ぶつじんりき)をもって、衆生を利益す、と。

その仏神力とは何か。
この神通力を使って実行すれば、わたしたちの「願い」は叶います。

願いは叶うのです。
そのキーワードが「万事如意」(ばんじにょい)であり、かくれた真理であります。